NHK新年度予算 国会で承認

NHKの新年度、2021年度の予算が31日の参議院本会議で自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、社民党などの賛成多数で承認されました。これによって、NHK予算は国会で承認されたことになります。

NHKの2021年度予算のうち、事業収入は、去年10月からの受信料の値下げや新型コロナウイルスの影響などにより、前の年度より304億円少ない6900億円を見込んでいます。

一方、事業支出は、構造改革による見直しで前の年度より224億円少ない7130億円を見込んでいて、「命と暮らしを守る」報道の強化や、テレビ放送のインターネットへの常時同時配信や見逃し番組配信を行っている「NHKプラス」のサービスの充実などに必要な経費などを盛り込んでいます。

収入から支出を差し引いた事業収支差金は230億円の赤字となり「財政安定のための繰越金」から補填(ほてん)します。

このNHK予算は、31日の参議院本会議で採決が行われ、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党、社民党などの賛成多数で承認されました。

一方、日本維新の会、共産党、れいわ新選組、NHK受信料を支払わない方法を教える党などは反対し、去年に続いて全会一致とはなりませんでした。

NHK予算は、衆議院では今月23日に承認されていて、これによって国会で承認されたことになります。