韓国外相 初の外国訪問は中国「米国より先 異例」韓国メディア

韓国外務省は、チョン・ウィヨン(鄭義溶)外相が就任後、初めての外国訪問として4月2日から中国を訪問し、王毅外相と会談すると発表しました。韓国メディアは、同盟国のアメリカよりも先に中国を訪問するのは異例だなどと伝えています。

発表によりますと、韓国のチョン・ウィヨン外相は、就任後、初めての外国訪問として来月2日から中国南部の福建省アモイを訪問し翌日、王毅外相と会談するということです。

両国関係や朝鮮半島情勢などについて深く意見を交わすとしています。

これについて韓国の保守系の主要紙、中央日報は「韓国の外相がアメリカに先立って中国を訪問するのは異例だ」として、韓国が同盟国のアメリカに偏っているとする中国の懸念を打ち消し、米中両国の間でバランスをとりたいねらいがあると伝えています。

一方、通信社の連合ニュースは中国側のねらいについて、会談場所のアモイが台湾に近いことから「『中国が台湾の民主主義を弱めている』と圧迫してきたアメリカに、中韓両国が協力する雰囲気を見せるためではないか」などと伝え、政治的に中国に利用されかねないとの懸念を示しています。