大阪府「まん延防止等重点措置」きょう夕方 国に要請へ

大阪府は、新型コロナウイルスの感染の再拡大を受けて、31日夕方に対策本部会議を開いて、緊急事態宣言が出されていなくても集中的な対策を可能にする「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請する方向で調整に入りました。重点措置が適用された場合は、対象地域の飲食店などに対し、営業時間を夜8時までに短縮するよう要請する方向で最終調整しています。

大阪府では30日、東京都を上回る432人の感染が確認されるなど感染が再拡大しています。

こうした状況を受けて、大阪府は、31日夕方、対策本部会議を開いて、緊急事態宣言が出されていなくても集中的な対策を可能にする「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請する方向で調整に入りました。

府では、措置の対象とする市町村の検討を急ぐとともに、重点措置が適用された場合は、対象地域の飲食店などに対し、営業時間を夜8時までに短縮するよう要請する方向で最終調整しています。

また、吉村知事は、会食の際のマスク着用や、飲食店内でのアクリル板の設置などを義務化したいという考えを示していて、こうした措置が可能かどうかについても検討を進めています。