厚生労働省職員23人が深夜まで送別会 主催の課長 事実上更迭へ

厚生労働省の職員23人が、都内の飲食店で深夜まで送別会を開いていた問題で、厚生労働省は、会合を主催した老健局の老人保健課長を大臣官房付に異動させ、事実上更迭するほか、田村厚生労働大臣も大臣給与2か月分を自主返納する方向で調整を進めていることが分かりました。

厚生労働省で介護保険などを担当している老健局の職員23人は、今月24日、都内の飲食店で開かれた送別会に参加し、一部の職員は、深夜0時近くまで店に残っていました。

職員らは、午後11時まで営業している店を探して予約していたということです。

この問題で厚生労働省は、会合を主催した老健局の老人保健課長を大臣官房付に異動させ、事実上更迭するほか、田村厚生労働大臣も管理責任をとって大臣給与2か月分を自主返納する方向で調整を進めていることが分かりました。