東京でも「黄砂」観測 あすも西日本~北日本に飛来見通し

30日、国内の広い範囲に黄砂が飛来し、午後には東京の都心で10年前の2011年以来となる黄砂が観測されました。31日にかけても西日本から北日本の広い範囲で飛来する見通しで、気象庁が注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、大陸からの西寄りの風の影響で、30日も西日本から北日本の広い範囲で黄砂が飛来しました。

物が肉眼ではっきり見える範囲の「視程」は、午後3時までの間に山口県下関市や滋賀県彦根市で3キロ、福岡市や大分市、神戸市で4キロ、鳥取市や松山市、大阪市、それに津市などで5キロと、特に西日本を中心に見通しが悪くなりました。

また、午後2時半すぎには、東京の都心で、10年前の2011年5月以来となる黄砂が観測されました。

黄砂は、30日夜から31日にかけても西日本から北日本の広い範囲に飛来し、「視程」が5キロ未満になるところもあると予想されています。

気象庁は、視程が5キロ未満の場合は交通への障害が出るおそれがあるとして、見通しが悪い中での車の運転や洗濯物などへの黄砂の付着などに注意するよう、呼びかけています。

また環境省は、呼吸器や循環器に疾患のある人、それに子どもや高齢者は、不要不急の外出を控えたり、外出の際はマスクを着用し、激しい運動は避けたりするなど黄砂を吸い込む量を減らすよう呼びかけています。