新型コロナ 政府の諮問委 名称が「基本的対処方針分科会」に

政府は30日の閣議で、緊急事態宣言の発出を判断する際などに専門家に意見を求める「基本的対処方針等諮問委員会」の名称を、来月1日から「基本的対処方針分科会」に改めることを決めました。

新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正に伴って政府は、30日の閣議で関係する政令を決定しました。

これによって、政府が緊急事態宣言の発出や「まん延防止等重点措置」の適用を判断する際などに専門家に意見を求める「基本的対処方針等諮問委員会」の名称は、来月1日から「基本的対処方針分科会」に改められます。

西村経済再生担当大臣は閣議後のあとの記者会見で「『基本的対処方針分科会』は、位置づけや役割は変わらず、名称が変わるだけだ。引き続き、委員の皆さんに尽力をいただきたい」と述べました。