金融庁と環境省が連携チーム設立へ 地域経済の活性化目指す

人口減少に加え、新型コロナウイルスの影響を受ける地域経済の活性化を目指して、金融庁と環境省が新たに連携チームを設けることになりました。組織の枠を超えて金融と環境ビジネスなどのネットワーク作りを支援するとしています。

金融庁と環境省が新たに設けるチームは、双方の職員10人程度で構成します。

それぞれの地域で「金融」と「環境」が結び付きを強めるよう組織の枠を超えて働きかけ、新たな産業や雇用を生み出すのがねらいです。

具体的には、連携チームが地域金融機関や環境ビジネスの事業者、それに自治体などに働きかけて、人的なネットワーク作りを支援します。

また、持続可能な地域社会の実現に取り組む人材の発掘や、利用可能な国の補助制度などを紹介するとしています。

金融庁と環境省が連携チームを設けるのは初めてだということで、地域経済が人口減少や新型コロナウイルスの影響を受ける中、活性化につながる成果をあげられるかが課題になります。