スポーツクライミング 五輪代表選考問題でJOCがおわび

スポーツクライミングの東京オリンピックの代表選考基準の解釈の誤りから日本の選考レースが途中で終わった問題で、JOC=日本オリンピック委員会は「選手たちにおわびし、今後同じような問題を未然に防ぐために競技団体と連携を図っていく」とのコメントを発表しました。

スポーツクライミングの東京大会の代表選考基準をめぐっては、日本の競技団体と国際競技団体の解釈が食い違い、去年12月、CAS=スポーツ仲裁裁判所が、訴えを起こした日本側の主張を退けたため、日本の選考レースが途中で終わる異例の事態となりました。

日本山岳・スポーツクライミング協会は29日、CASの裁定書を公式ウェブサイトで初めて公開しました。

それによりますと、選考基準の最終的な権限者はIOC=国際オリンピック委員会であり、国際競技団体の当初の説明を信じて誤った解釈をしていた日本側に責任があると指摘し、JOCは東京大会の組織委員会から誤りの可能性を指摘されたにもかかわらず、そのままにしていたとしています。

これについてJOCは「選手たちに不安と負担を感じさせてしまったことをおわびする。今回の経験を踏まえ、今後同じような問題を未然に防ぐため、競技団体とさらなる連携を図っていく」とコメントしています。

日本協会は「オリンピックの代表選考について知識や経験を持ち合わせていなかったことに一因があると考えている」としています。