クレディ・スイス 米ヘッジファンド取り引き 多額損失の可能性

スイスの金融大手、クレディ・スイスはアメリカのヘッジファンドとの取り引きをめぐって多額の損失を計上する可能性があることを明らかにしました。
日本の野村ホールディングスが多額の損失が出る可能性があると発表したのと同じ取り引きとみられ、影響の拡大が懸念されています。

クレディ・スイスは29日、アメリカに拠点を置くヘッジファンドとの取り引きをめぐって、損失を計上する可能性があると発表しました。

ヘッジファンドとの取り引きの過程で追加の証拠金の差し入れを求めたものの、ファンド側が応じられず、債務不履行が起きたためだととしています。

具体的な額は確定できないものの、多額の損失となり、業績に大きな影響を及ぼす可能性があるとしていて、これを受けて、スイスの株式市場でクレディ・スイスの株価は大幅に値下がりしました。

クレディ・スイスは、ほかの複数の金融機関も、この取り引きに関わっているとしています。

日本の野村ホールディングスが29日、多額の損失が出る可能性があると発表したものと同じ取り引きだとみられているほか、市場では影響が欧米のほかの金融機関に拡大することが懸念されています。