子宮けいがんワクチン 接種呼びかけ再開を 自民議連が要望書

子宮けいがんワクチンの接種をめぐり、積極的な呼びかけを再開する必要があるとして、自民党の議員連盟のメンバーらが29日、田村厚生労働大臣に要望書を提出しました。

子宮けいがんは、国内では年間およそ1万人がかかり、3000人が亡くなっている病気で、30代から40代の女性を中心に患者が急増しています。

ワクチンが開発されているものの、副反応の指摘もあり、厚生労働省は、2014年から接種の積極的な呼びかけを中止し、接種率は1%未満まで落ち込んでいます。

こうした中、自民党の議員連盟の会長を務める細田元官房長官や啓発活動などを行っている大学生らが29日、厚生労働省を訪れ、田村厚生労働大臣に3万筆の署名と要望書を手渡しました。

要望書では、積極的な呼びかけを中止していることから、必要な情報が得られず、ワクチン接種の機会を逃し、定期接種の対象年齢を過ぎた人から「接種したくても接種できない」という声が多く寄せられているとしています。

そのうえで、接種の積極的な呼びかけを再開し、期限内に公費でワクチンを接種できなかった人が無料で受けられるよう、国として対応することなどを求めています。

これに対し、田村大臣は「専門家にも話を聞きながら検討したい。積み上がってきたエビデンスについても重く受け止めたい」と述べました。