新しい航空博物館「ゼロ戦」修復し組み立て 報道陣に公開 茨城

日本の航空技術の発展を伝えるさまざまな航空機を集めて茨城県筑西市にオープンする予定の博物館で、旧日本軍の戦闘機「ゼロ戦」の組み立て作業が終わり、報道陣に公開されました。

この「ゼロ戦」は、東京 上野にある国立科学博物館で展示されていたものです。

国立科学博物館と茨城県の企業が、官民連携で筑西市に新たに立ち上げる「科博廣澤航空博物館」で展示されることになり、分解されて運び込まれた機体の組み立て作業が終わって、29日に報道陣に公開されました。

組み立てる際には、併せて修復の作業も進められ、翼の部分を補強したほか、プラスのねじをマイナスのねじに替えるなど、当時の姿により近づけたということです。

国立科学博物館産業技術史資料情報センターの鈴木一義センター長は「展示の際の説明を充実させるなどして、機体の開発当時に思いをはせてもらいたい」と話していました。

新しい博物館には、戦後初の国産旅客機「YS11型機」の量産1号機などがすでに運び込まれていて、日本の航空技術の発展を伝える歴史的な機体を集めてことし中にオープンする予定です。