スキージャンプ女子W杯 高梨が総合2位 4季ぶりの優勝ならず

スキージャンプ女子のワールドカップは、個人の最終戦が行われ、日本のエース高梨沙羅選手が7位でした。この結果、高梨選手は総合2位となり、4シーズンぶりの総合優勝は惜しくもなりませんでした。

スキージャンプ女子のワールドカップの最終戦は、28日にロシアで、ヒルサイズ140メートルのラージヒルで行われました。

日本勢は、前の試合で男女を通じて歴代最多の表彰台記録を更新し、4シーズンぶりの総合優勝を目指す高梨選手など5人が出場しました。

高梨選手は1回目、向かい風の中でも飛距離を伸ばすことができず、126メートルと7位につけました。

しかし、逆転をねらった2回目が強風の影響で競技が中止となったため、1回目の成績で順位が決まり、高梨選手は7位でした。

今シーズン、高梨選手は3勝を挙げ、9回表彰台に上がるなど、好調を保ち続け、総合順位で3シーズンぶりに3位以内に入りました。

高梨選手は「自分でも思っていた以上に結果がついてきた。今までやってきたことが身に着いていると実感したシーズンで、すがすがしい気持ちで終わることができた。来年に向けていい感覚で入っていけると思う」と、手応えを感じている様子でした。

このほか日本勢は、岩渕香里選手は15位、勢藤優花選手が19位、伊藤有希選手が23位、丸山希選手はスーツの規定違反で2回目に進むことができませんでした。

優勝はオーストリアの19歳、マリタ・クラマー選手で7勝目を挙げました。

一方、最終戦の前に行われた団体では、日本は高梨選手と丸山選手、伊藤選手、それに勢藤選手の4人で臨みましたが、勢藤選手がスーツの規定違反で失格となり、合計ポイント292.6で6位でした。