スポーツクライミング 女子五輪代表 野口2位 ジャパンカップ

スポーツクライミングのリードのジャパンカップが行われ、女子で東京オリンピック代表に内定している野口啓代選手は安定した登りで2位に入りました。

スポーツクライミングで壁を登った高さを競う種目「リード」のジャパンカップは26日から千葉県印西市で開かれ、最終日の28日は男女の決勝が行われました。

女子で東京オリンピック代表に内定している31歳の野口選手は8人で争った決勝で、持ち前の指でつかむ力に加えて体全体の力も使いながら安定した登りを見せて2位に入りました。

高校2年で17歳の森秋彩選手が2年連続4回目の優勝を果たしました。

男子は高校1年で16歳の吉田智音選手が初優勝を果たしました。

オリンピック代表に内定しているほかの選手は、女子の野中生萌選手と男子の原田海選手は準決勝で敗退し、男子の楢崎智亜選手はコンディション不良で大会を欠場しました。

今回の大会は3日間のうち28日の決勝だけ国内主要大会ではおよそ1年ぶりに観客を入れて開催され、日本山岳・スポーツクライミング協会が設けた上限150人に対し100人余りが訪れ、声援の代わりに棒状の風船をたたいて応援していました。

野口「オリンピックに向け自信ついた」

野口啓代選手は、3月6日に行われたスピードのジャパンカップから大会の間隔が短く、リードの調整が思うようにできなかったということですが「大会の中で調子を上げることができた」とベテランならではの経験値を生かして表彰台を逃しませんでした。

野口選手は「優勝したかったが、決勝でいい登りができて満足している。オリンピックに向けて自信がついた。あと4か月あるのでここから仕上げていくことはできると思う」と納得した様子で話していました。

女子2連覇の森秋彩「得意種目で優勝してほっとしている」

女子で優勝した17歳の森秋彩選手は、壁の終盤で登る動きに迷いが出て時間を使いましたが、ここから立て直し、野口啓代選手より高度を上げて2連覇を果たしました。

森選手は「優勝した喜びより完登したかったので悔しさがいっぱいだ。でもリードは得意種目なので優勝してほっとしている」とこの種目でのプライドをのぞかせていました。