山形県 新型コロナ 34人感染確認 過去3番目の多さ

山形県は、男女34人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと28日発表しました。
山形県内の1日の感染確認の発表としては、今月26日と並んで3番目の多さとなりました。

山形県内で感染が確認された人は、合わせて865人となりました。

JR山形駅周辺 人出が大幅に減少 飲食店などへの時短要請で

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、27日から酒類を提供する飲食店などへの営業時間の短縮要請が始まった山形市では、JR山形駅周辺の人出が大幅に減少したことが、ビッグデータの分析からわかりました。

NTTドコモは携帯電話の基地局からプライバシーを保護した形で集めたビッグデータを使って、山形市中心部にあるJR山形駅周辺の人の数を分析しています。

それによりますと、山形市で酒類を提供する飲食店などへの営業時間の短縮要請が始まった27日午後3時時点では、26日と比べて26%減少したことがわかりました。

感染が大きく拡大する前の去年1月から2月の4週間の平均と比べても31.3%減少していて、今回の営業時間の短縮要請を受けて、人出が大幅に減少していることがうかがえます。

“仙台行きのバスに乗る人は多い印象”

山形駅の近くに用事があってバスで出かけて来たという、市内の80代の女性は「仙台行きのバスに乗る人は多い印象ですが、他のバスを待ってる人は少ないです。私もなるべく外に出たくないので友達と会うのも避けています。社会とのつながりがなくなるのがつらいです」と話していました。