五輪の聖火リレー きょう栃木県でスタート 感染防止を最優先

東京オリンピックの聖火リレーは28日、福島県から栃木県に引き継がれます。
先月まで緊急事態宣言が出されていた栃木県では、新型コロナウイルスの感染防止対策が徹底されるなか、2日間の日程で県内の名所などを聖火が巡ります。

今月25日に福島県からスタートした東京オリンピックの聖火リレーは28日、栃木県に引き継がれ、関東で最初のランナーが午前9時すぎに足利市をスタートします。

栃木県では、28日と29日の2日間の日程で、観光遊覧船で聖火を運んだり、世界遺産の日光東照宮の中を走ったりするなど、16の市と町を合わせて192人のランナーで聖火をつなぎます。

県内では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、先月上旬まで国による緊急事態宣言が出され、今月7日までは、県による外出自粛要請が続いていました。

現在は、新規の感染者の数などが落ち着いたことから、公道での聖火リレーが実施されますが、組織委員会や栃木県は、沿道での密集を避けるため、インターネットのライブ中継の視聴を呼びかけているほか、観覧する場合は、地元の市や町で行ってほしいとしています。

また、聖火リレーの出発式や到着の式典は、事前の申し込み制にして人数を制限したうえで、会場では、式典の参加者の体調チェックや消毒などの感染対策を徹底することにしています。

さらに、沿道で密集が生じて解消されない場合は、その場所を「スキップ」して次に進むなど、感染防止を最優先に実施する方針です。