コロナ禍 桜が見頃に 花見は感染対策とりながら

各地で桜が見頃を迎えるなか、名古屋市の公園では、新型コロナウイルスの感染対策をとりながら、花見を楽しむ人たちの姿が見られました。

名古屋市昭和区の鶴舞公園にはおよそ700本のソメイヨシノが植えられ、満開が間近となっています。
ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、公園内での食べ歩きや飲酒を伴う宴会、大人が5人以上集まっての飲食などは禁止されています。また、例年は宴会客でにぎわう桜の木の周辺にはロープが張られ、立ち入りができないようになっています。

一方、園内の散策や飲酒を伴わない30分が目安の少人数での飲食などは認められているということで、訪れた人たちはマスクを着用したうえで密集しないよう気をつけながら、写真を撮ったりベンチに座ったりして桜を楽しんでいました。

鶴舞公園では夜間の桜のライトアップを去年に続いてことしも中止するなど感染防止を徹底するとしていて、花見客に対してもルールを守るよう園内に看板を設置するなどして呼びかけています。

家族と訪れた名古屋市名東区の50歳の男性は「密にならないよう気をつけながら桜を楽しんでいます。意外と人がいるので、花見客が多くならないうちに帰ろうと思います」と話していました。

京都でも観光地にぎわう 感染再拡大を心配する声も

京都では今月22日に京都市内の飲食店などへの営業時間短縮の要請が解除されましたが、その後、感染者数は増加傾向となり、京都府は26日、警戒の目安の1段階目にあたる「警戒期」に入ったと発表しました。

こうした中、26日、観測史上最も早く桜の満開が発表され、観光地は多くの人でにぎわいました。

桜並木がある京都市東山区祇園の白川沿いでは、午前中から着物姿の観光客などが訪れて桜を背景に写真を撮るなどしていました。

愛知県春日井市の30代の夫婦は「思っていた以上に人出が多かったので、感染対策のために写真を撮ったら早めに移動します」と話していました。

大阪 羽曳野市の20代の女性は「コロナもあるので、人との距離をとりながら散策を楽しみます」と話していました。

一方、地元の人からは人出の増加で感染の再拡大を心配する声も聞かれました。近くに住む30代の女性は「散歩をしようと子どもたちと来ましたが人出が多く、コロナが再拡大しないか怖いと思いました」と話していました。

広島でも 満開の桜楽しむ

中国地方は各地で気温が上がり、春の陽気となりました。

日中の最高気温は鳥取市で23.4度、山口市で21.7度、広島市で21.1度となるなど中国地方は各地で春の陽気となりました。

広島市では25日、桜が満開となり、平和公園では家族連れなどが見頃を迎えた桜の写真を撮るなどして楽しんでいました。

愛知県から家族3人で訪れた男性は「思ったよりも暑くて汗が出てしまうけど満開の時期に来られてよかったです」と話していました。