米英首脳が電話会談 中国の「一帯一路」に対抗

アメリカのバイデン大統領はイギリスのジョンソン首相と電話で会談し、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗して、民主主義国が協力して途上国の開発支援などを進める必要があるという考えを明らかにしました。

アメリカのバイデン大統領とイギリスのジョンソン首相は26日、電話で会談しました。

バイデン大統領は、会談後、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」について議論したとしたうえで「同じような構想を民主主義国も持つべきで、支援の必要な国を支えることを提案した」と明らかにしました。

バイデン大統領は提案の詳しい内容は述べませんでしたが、アメリカとイギリスなど民主主義国が協力して途上国の開発支援などを進め、中国に対抗するねらいがあるとみられます。

中国は「一帯一路」の構想を掲げ世界各地でインフラ整備を支援するなどしていて、アメリカでは中国が影響力の拡大をねらっているとして警戒感が広がっています。

またイギリス首相府によりますと、両首脳は中国の新疆ウイグル自治区の人権問題をめぐって、イギリスやアメリカ、それにEU=ヨーロッパ連合などが足並みをそろえる形で制裁を発動したことを確認し、中国による制裁への対抗措置に懸念を表明したということです。