小売り大手に“サブスク”広がる 大量廃棄減らす取り組み

一定の金額で商品を繰り返し利用できる「サブスクリプション」の仕組みを利用してブランドの衣料品や、ベッドなどの家具を定額でレンタルできるサービスに大手の小売企業が相次いで参入し、売れ残った商品の大量廃棄を減らす取り組みとして注目されています。

大手デパートの大丸松坂屋百貨店は、月額1万1000円余りでブランドの衣料品を3着までレンタルできる新しいサービスを今月から始めました。

衣料品はシーズンごとに売れ残った商品が大量に廃棄されることが問題になっていますが、このサービスでは商品をクリーニングして繰り返しレンタルするため、廃棄の減少につながるとしています。

この事業を担当する田端竜也さんは「デパートとアパレル業界は大量生産、大量廃棄の中で成長してきたが、この取り組みを通して持続的な形にしていきたい」と話しています。

一方、「無印良品」を展開する良品計画は、家具を定額で貸し出すサービスを始めました。

契約は1年単位ですが、月々、数百円から数千円で机やベッドなどをレンタルできます。転勤や一人暮らしなどで必要な期間だけ家具を使う人のニーズに応えるとしていて、こうしたサブスクリプションの取り組みが廃棄物の削減につながるか注目されています。