厚労省 “アルコール グラムでも表示” 業界に求める方針

缶ビールやチューハイなどに含まれるアルコールについて、厚生労働省は、摂取量を消費者に意識してもらうため、容器にグラム単位でも表示するよう業界に求める方針を決めました。

厚生労働省は、生活習慣病のリスクが高まるアルコールの摂取量の目安を、男性が1日当たり40グラム以上、女性は20グラム以上としています。

厚生労働省は、店頭などで販売される缶ビールやチューハイなどについて、含まれるアルコールの割合を容器に表示するよう法律でメーカーに義務づけていますが、実際に含まれている量が分かりにくいと指摘されていました。

さらに最近では、アルコール度数が10%前後と一般的な商品の2倍近い「ストロング系」と呼ばれるチューハイの人気も高く、意識せずに多量のアルコールを摂取してしまえば、依存症に陥るリスクもあると懸念されていました。

このため厚生労働省は、アルコールの含有量をグラム単位でも表示するよう業界に検討を求めることを決め、アルコールによる健康被害への対策を定める基本計画に盛り込みました。

計画は26日、閣議決定され、厚生労働省は近く業界団体に要望する方針です。

大手メーカーの一部は、今月末からアルコールの含有量をホームページにグラム単位で掲載する予定で、容器への表示を計画する動きも出ています。