ヘリ墜落 機体を警察署に移送 事故原因の捜査を本格化

長野県青木村の田んぼにヘリコプターが墜落し6人が重軽傷を負った事故で、警察は機体を事故現場から警察署に移しました。今後、事故原因の捜査を本格化させる方針です。

23日、青木村の田んぼに東京から松川村に向かっていたヘリコプターが墜落し、乗っていた6人が重軽傷を負いました。

事故を受けて24日から、国の運輸安全委員会の事故調査官3人が、警察と合同で事故原因の調査を始めています。

警察は機体をより詳しく調べるため、25日、墜落した機体を上田警察署に移す作業を行いました。

事故現場では午後2時ごろから、メインローターを取り外した機体がクレーンでゆっくりとつり上げられ、レッカー車の荷台に載せられました。

その後、機体はおよそ11キロ離れた上田警察署まで30分ほどかけて慎重に運ばれ、警察署の敷地内に降ろされました。

国の運輸安全委員会の事故調査官によりますと、これまでの調査で機体のエンジンの内部からは細かい粒状の金属片が複数見つかっているほか、エンジンのブレードやマフラーに損傷が確認されているということです。

ただ損傷などの発生が墜落の前なのか後なのか、また事故の原因につながったのかは現時点では分からないということです。

警察と運輸安全委員会は今後、機体を詳しく調べるとともにパイロットや機体の管理会社などから話を聞くなどして事故原因の捜査を本格化させる方針です。