新電力大手「F-Power」が会社更生法適用申請 負債総額464億円

電力の小売り事業を行ういわゆる「新電力」大手の「F-Power」が、この冬の厳しい電力需給で調達コストが増えたことをきっかけに経営に行き詰まり、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請しました。負債総額はおよそ464億円で会社は事業を継続しながら再建を目指す方針で、契約者にはこれまでどおり電力を供給するとしています。

2009年に設立されたF-Powerは卸売市場などを通じて電力を調達して家庭などに販売するいわゆる新電力の大手の事業者です。

会社によりますと、この冬の厳しい電力需給による卸売価格の高騰で、調達コストが増えたことをきっかけに経営に行き詰まり、24日、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請し受理されたということです。

負債総額は、およそ464億円に上るということです。

会社は事業を継続しながら再建を目指す方針で、契約者には、これまでどおり電力を供給し、契約の内容が変更になることもないとしています。

会社によりますと、複数のスポンサーの候補が支援を検討しているということです。

この冬の卸売価格の高騰で新電力の経営環境が悪化したことを受けて、経済産業省は、新電力の事業者が足りなくなった電力を大手電力会社から追加で調達する際に支払う料金に上限を設けるなど対策に乗り出しています。