新幹線の空席で荷物運ぶ「貨客混載」開始 全国初 JR北海道

JR北海道は北海道新幹線の空いている座席に荷物を載せて運ぶ貨客混載の事業を24日から始めました。新幹線の座席を活用した貨客混載の事業化は全国で初めてで、乗車率が低迷している座席の有効活用につなげるねらいがあります。

北海道新幹線の座席に荷物を載せて運ぶ貨客混載の事業はJR北海道が宅配大手の「佐川急便」と連携し始めました。

24日夜は新函館北斗駅で出発式が行われたあと荷物の入った4つの専用ボックスが車両の空いた座席に積み込まれました。

貨客混載の新幹線は平日の上り列車で1日に1本、新函館北斗駅から新青森駅まで運行され、駅に到着した荷物はその後、青森県内の目的地まで配達されるということです。
北海道から青森県内への荷物はこれまでフェリーなどを使って運ぶ必要がありましたが、新幹線を利用すると6時間程度早く輸送できるということです。

国土交通省によりますと、新幹線の座席を活用した貨客混載の事業化は全国で初めてで、JR北海道としては乗車率が低迷している座席の有効活用につなげるねらいがあります。
JR北海道の島田修社長は「取り組みを一日も早く定着させ今後さらに事業を拡大していきたい」と話していました。

佐川急便の本村正秀社長は「海上輸送ではできなかった新幹線のスピードを生かした効率的な輸送ができると思う」と話していました。