ワクチンをPR 国技館で力士や親方と一緒に接種へ 東京 墨田区

東京 墨田区と日本相撲協会は、新型コロナウイルスのワクチン接種をPRするため、ことし5月以降、両国の国技館で力士や親方と一緒に接種できる機会を設けることになりました。

新型コロナウイルスのワクチンについて東京 墨田区は、来月19日以降に高齢者施設の入所者などを対象に先行して接種を始めます。

それ以外の区民については「接種率100％」を想定した場合、高齢者は5月10日、基礎疾患がある人や高齢者施設の職員は、6月21日に接種を始める計画です。

区はワクチンをPRして多くの人に接種してもらおうと、日本相撲協会と協力し、区民と力士や親方が一緒に両国の国技館で接種できる機会を設けることになりました。

区と相撲協会によりますと、ワクチン接種の日は数日間で、5月下旬に65歳以上の区民と親方が参加し、6月下旬に基礎疾患がある区民と力士全員が参加するということです。

詳細な日程や参加の申し込み方法などは今後、発表されるということです。

墨田区は「ワクチン接種に関する明るい話題とするほか、クラスターが発生しやすい相撲部屋での感染の抑制にもつなげたい」としています。