国際

EU ワクチン輸出 条件強化の方針を発表

EU=ヨーロッパ連合は、新型コロナウイルスワクチンの供給が遅れていることを受けて域内で製造されたワクチンの輸出について条件を厳しくする方針を発表しました。
EUは新型コロナウイルスのワクチンの供給が当初の予定より遅れていることを受けて、ことし1月から域内で製造されたワクチンを輸出する際には許可を得ることを義務づけています。

EUは24日この輸出の許可について条件を厳しくする方針を発表しました。

それによりますと、
▽輸出先の国がワクチンや原材料の輸出を制限していないかに加え、
▽その国の感染状況とワクチンの接種の進捗などを考慮するとしています。
EUはイギリスの製薬大手、アストラゼネカなどが開発したワクチンがイギリスに優先的に供給されているのではないかとの疑念を強めていて、このことが今回の背景にあるとみられています。

この方針が正式に承認されれば、日本を含むEU域外の各国へのワクチン供給にも影響が出る可能性があります。
EUのドムブロフスキス執行副委員長は記者会見で「EUの市民のためのワクチンを確保する必要がある」と今回の方針を打ち出した理由を強調しました。

EUによりますと、これまで域外の33の国と地域に合わせておよそ4300万回分のワクチンの輸出を認め、このうち日本に対しては3番目に多いおよそ540万回分を輸出したとしています。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

News Up

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。