ミャンマー軍「中国や近隣国と関係強化」欧米に屈しない姿勢

ミャンマーで、軍がデモ隊への弾圧を強めているのに対し、アメリカとEU=ヨーロッパ連合が新たな制裁を科す中、軍が設置した最高意思決定機関は「中国を含む近隣の5か国と関係を強化していく」として、欧米などの圧力には屈しない姿勢を強調しました。

軍への抗議デモが続くミャンマーでは、軍が市民への弾圧を強めていて、現地の人権団体は22日までに、治安部隊による発砲などで死亡した人が261人に上ったと明らかにしました。

軍によるデモの弾圧を非難するアメリカとEU=ヨーロッパ連合は22日、軍の関係者などに対して資産凍結などの新たな制裁を発表しました。

ミャンマー軍がクーデター後に設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」のゾー・ミン・トゥン報道官が、23日に記者会見を行い「犠牲者が出ているのは残念だが、責められるべきは破壊行為を繰り返すデモ隊のほうだ」と述べ、引き続きインターネットを制限するなどして、デモの抑え込みを強めていく考えを示しました。

そして「われわれは中国を含む近隣の5か国と関係を強化し、価値観を共有していく」などと述べ、軍への制裁を強める欧米などの圧力には屈しない姿勢を強調しました。