アメリカ 気候変動問題めぐり中国と会談へ

アメリカのサリバン大統領補佐官は、気候変動問題をめぐってアメリカと中国の代表が今後、会談を行うと明らかにしました。両国は先週の外交トップどうしの会談で人権などで激しく対立する一方、気候変動などの分野では利益が重なる部分もあるとしていて、バイデン政権としては中国との協力を模索していく姿勢を早速、示した形です。

アメリカのホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官は22日、MSNBCテレビのインタビューで、アメリカ政府で気候変動問題を担当するケリー大統領特使が中国側の担当者と会談すると明らかにしました。

会談の時期や形式など詳細については明らかにしませんでしたが、気候変動問題では23日に中国やEU=ヨーロッパ連合などが参加するオンラインでの閣僚級会合が予定されていて、アメリカの有力紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、この場にケリー特使が参加すると報じています。

米中両国は先週、バイデン政権発足後、初めてとなる外交トップどうしによる会談をアラスカ州で行い人権などをめぐり激しく対立しましたが、会談後、ブリンケン国務長官は、気候変動などの分野では「利益が重なる部分もあった」と述べていました。

今回、中国側と会談を行う予定だと明らかにしたことで、バイデン政権としては気候変動などの分野で中国との協力を模索していく姿勢を早速、示した形です。