米 バイデン政権 15の閣僚すべて承認 高官ポストの多くはまだ

アメリカのバイデン大統領が労働長官に指名したウォルシュ氏が議会で承認され、15の閣僚ポストすべての承認が終了しました。一方、閣僚の下で政策を担う高官ポストの多くがまだ決まっておらず、人事の遅れを懸念する声も出ています。

アメリカ議会上院は22日の本会議で、バイデン大統領が労働長官に指名したマーチン・ウォルシュ氏を賛成多数で承認し、政権発足から2か月余りで連邦政府の15の省を率いる閣僚すべてが承認されました。

一方、閣僚級のポストでは大統領科学顧問が承認待ちの状態のほか、予算の執行などを担う行政管理予算局の局長については当初指名された人物の過去のツイッターへの書き込みをめぐり、指名の取り下げに追い込まれ、まだ決まっていません。

また、政権の人事などを調査している市民団体によりますと、議会の承認が必要な政府の高官ポストおよそ1250のうち790を調べたところ、承認されたのは23人、審議中が39人で、460余りのポストについてはまだ候補者の指名も行われていないということです。

バイデン政権の人事をめぐっては、政権発足直後に行われたトランプ前大統領をめぐる弾劾裁判の影響などで、過去の政権に比べて遅れているという懸念の声もあり、今後、閣僚の下で政策を担う高官ポストの指名、承認が順調に進むかが焦点となっています。