Jリーグ 外国人選手 入国後の隔離施設 Jヴィレッジを使用

サッカーJリーグは、新型コロナウイルスの影響で来日できていない外国人選手が入国したあとの隔離施設として、福島県の「Jヴィレッジ」を使うと発表しました。隔離期間中、練習ができる環境を整えたうえで定期的にPCR検査などを行い、チームに合流できるかどうかを判断するということです。

Jリーグは22日、オンラインで実行委員会を開き、まだ入国できていない外国選手への対応などを発表しました。

それによりますと、Jリーグは福島県のサッカー施設、Jヴィレッジの一部を貸し切って、外国人選手を14日間隔離し、期間中、一括して管理するということです。

隔離の期間中は、PCR検査を4回実施し、1回目の検査で陰性が確認されれば、Jヴィレッジで個別の練習が許されるということです。

そして、その後のPCR検査の結果などを検討して、チームに合流できるかどうかを判断するということです。

現在、40人ほどの選手が対象になっているということで、Jリーグの村井満チェアマンは、「オリンピックやパラリンピックが控えている中、外国のアスリートを安全に迎える先例になる。大きな責任があると思っている」と話していました。また、緊急事態宣言が解除された首都圏の1都3県で行われる試合については、来月18日まで、観客数をスタジアムの収容人数の50%以下としたうえで上限は1万人としました。

開催時刻やアルコール類の提供は、それぞれの自治体に判断をあおぐということです。