高齢者向けワクチン接種 クーポン券の準備進む 東京 八王子

新型コロナウイルスの高齢者向けのワクチン接種が、都内の自治体で最も早く始まる八王子市では、来月12日からの接種に向けて、対象の市民に発送する接種のクーポン券の封筒詰めなど準備を進めています。

八王子市が作業を進めているクーポン券には、ワクチン接種の予約を取る際に必要な受付番号などが書かれ、今月末にも市内の高齢者およそ16万人を対象に発送する予定です。
22日は市が委託する会社の工場でクーポン券とともに、当日持参する予診票などを封筒に詰める作業が進められ、機械で次々にクーポン券などが封筒に詰められ、作業員が発送先の郵便番号ごとに並べていました。

八王子市では来月5日からインターネットか電話で予約の受付を始め、翌週から市役所本庁舎1階などで、1日当たり200人か250人の接種を行う予定です。

八王子市のワクチン接種担当の武井博英課長は「初めにワクチン接種できる人数は市内の高齢者全体の1%ほどになってしまうが、希望する人は今後必ず受けられるので、安心してワクチンの到着を待ってほしい」と話しています。