浅間山 火山性地震が増加 気象庁“活動の推移に注意を”

長野と群馬の県境にある浅間山で20日から火山性地震が増えています。気象庁は噴火警戒レベル1を継続して、ごく小規模な噴火に注意するとともに、今後さらに活動が活発化すれば警戒レベルを引き上げる可能性もあるとして、活動の推移に注意を呼びかけています。

浅間山では先月5日、火山活動が低下しているとして噴火警戒レベルが1に引き下げられましたが、気象庁によりますと、20日から火山性地震が増加し、
20日は36回、
21日は68回、
22日は午後3時までに46回、
観測されているということです。

いずれも山頂直下の浅いところが震源とみられています。

また、今月15日ごろからはマグマの蓄積を示すとみられる、わずかな地殻変動が確認されているほか、22日、実施した火山ガスの観測では、1日当たりの放出量が800トンと、先月に観測した200トンの4倍に増えているということです。

気象庁は「活火山であることに留意」を示す噴火警戒レベル1を継続し、引き続き、火口から500メートルの範囲に影響を及ぼす程度の、ごく小規模な噴火の可能性があるとして、地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないよう呼びかけています。

そのうえで火山活動がさらに活発化すれば、警戒レベルを引き上げる可能性もあるとして、活動の推移に注意してほしいとしています。

浅間山では、おととし8月、噴火警戒レベル1の状態で小規模な噴火が発生し、一時、警戒レベルが3に引き上げられました。