交通事故に遭うリスク高い”危険なバス停” 全国に1万か所

横断歩道や交差点の近くにあり、交通事故の危険性があるバス停を国土交通省がまとめたところ、全国で1万か所に上ることが分かりました。

3年前、横浜市の交差点で女子児童が車にはねられて死亡した事故では、バス停に止まった路線バスが横断歩道をふさいだため、児童がそれを避けて交差点を渡り事故になったことから、バス停の設置位置が問題となりました。

このため国土交通省は、横断歩道や交差点のすぐ近くにあり、交通事故の危険性があるバス停をおととしから各地のバス会社などを通じて調査し、全国のバス停およそ40万か所の結果をまとめました。

危険度に応じて3段階に分類し、このうち、
▽最も危険性が高いAランクは停車したときに車体が横断歩道にかかるバス停、過去3年以内に人身事故が発生したバス停で全国に1615か所ありました。

また、
▽停車したときに車体が交差点にかかるか横断歩道から5メートル以内となるBランクのバス停が5660か所、
▽交差点から5メートル以内などCランクのバス停が2920か所で、合わせて1万195か所にのぼったということです。

国土交通省は、地元の自治体や警察、バス会社などとバス停の移設や廃止などを協議して対策を進めるとともに、調整には時間がかかることから、歩行者に注意を促すよう求めています。