緊急事態宣言 21日をもって解除 銀座では期待や不安の声

首都圏の1都3県の緊急事態宣言は21日をもって解除されます。東京・銀座では期待や不安の声が聞かれました。

首都圏の1都3県に出されている緊急事態宣言は21日をもって解除され、2か月半にわたった宣言はすべて解除されることになります。

東京・銀座は雨にもかかわらず午前中から人通りが多く、近くの店の従業員は「ここ1、2週間で人出が増えているように思う」と話していました。

また、デパートでは、緊急事態宣言中に早めていた閉店時間を22日から元に戻すことを知らせる紙をドアにはりだしていました。

20代の会社員の女性は「年末から外出や帰省ができず、テレワークで人と話す機会も減ってストレスがたまりました。解除されてもすぐに生活を変えられるわけではありませんが、友達と食事に行くことも少しはできるようになると思うのでうれしいです」と話していました。

70代の女性は「すでに気が緩んでいるので、宣言の解除でさらに緩んでまた感染が拡大してしまわないか心配です」と話していました。

また、地方から出張で東京に来ているという自営業の男性は、「仕事に影響があるので早く解除されてほしいと思っていました。ただ、解除されてもこれから感染がどうなるかわからないのですぐに元どおりにはならないと思います」と話していました。