新型コロナ 10都府県 感染状況示す6指標の状況(18日)

政府の分科会は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、「病床のひっ迫具合」、「療養者数」、「PCR検査の陽性率」、「新規感染者数」、「直近1週間と前の週の感染者数の比較」、「感染経路が不明な人の割合」の6つを挙げています。

内閣官房は今月18日時点で、緊急事態宣言が出ている4都県と先月まで宣言が出されていた6府県の感染状況をまとめていて、「直近1週間と前の週の感染者数の比較」などで「ステージ3、ステージ4」になっている自治体があります。

なお、「病床のひっ迫具合」については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などを元に異なる値を公表しているところもあります。

1 病床のひっ迫

まず病床のひっ迫具合です。
病床使用率はステージ3が20%、ステージ4は50%が目安です。

病床全体の使用率は
▼東京都で26%、
▼埼玉県で37%、
▼千葉県で35%、
▼神奈川県で25%、
▼愛知県で16%、
▼岐阜県で8%、
▼大阪府で26%、
▼兵庫県で40%、
▼京都府で13%、
▼福岡県で32%です。

このうち重症者用の病床は、
▼東京都で25%、
▼埼玉県で20%、
▼千葉県で11%、
▼神奈川県で11%、
▼愛知県で10%、
▼岐阜県で12%、
▼大阪府で22%、
▼兵庫県で40%、
▼京都府で7%、
▼福岡県で11%となっています。

2 療養者数

続いて療養者数は人口10万人当たりステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で20人、
▼埼玉県で19人、
▼千葉県で17人、
▼神奈川県で10人、
▼愛知県で6人、
▼岐阜県で3人、
▼大阪府で13人、
▼兵庫県で10人、
▼京都府で4人、
▼福岡県で8人です。

3 検査陽性率

最近1週間のPCR検査などの陽性率です。
目安の値はステージ3、ステージ4ともに10%です。

▼東京都で3.5%、
▼埼玉県で3.5%、
▼千葉県で4.7%、
▼神奈川県で3.6%、
▼愛知県で1.7%、
▼岐阜県で0.8%、
▼大阪府で1.4%、
▼兵庫県で3.7%、
▼京都府で1.3%、
▼福岡県で1.7%となっています。

4 新規感染者数

人口10万人当たりの新規感染者はステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で15人、
(※「東京都で15人」は「東京都で14.9人」を四捨五入したものです。)
▼埼玉県で11人、
▼千葉県で11人、
▼神奈川県で8人、
▼愛知県で3人、
▼岐阜県で1人、
▼大阪府で9人、
▼兵庫県で7人、
▼京都府で2人、
▼福岡県で5人となっています。

5 直近1週間と前の週の新規感染者数の比較

直近の1週間と、その前の週の感染者数の比較は、目安の値はステージ3、ステージ4ともに1倍です。

▼東京都で1.09、
▼埼玉県で1.09、
▼千葉県で0.95、
▼神奈川県で0.92、
▼愛知県で0.97、
▼岐阜県で0.96、
▼大阪府で1.40、
▼兵庫県で1.67、
▼京都府で0.67、
▼福岡県で1.15となっています。

6 感染経路不明者の割合

最後に感染経路が不明な人の割合です。
目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。

▼東京都で48%、
▼埼玉県で35%、
▼千葉県で47%、
▼神奈川県で44%、
▼愛知県で34%、
▼岐阜県で41%、
▼大阪府で55%、
▼兵庫県で42%、
▼京都府で38%、
▼福岡県で29%でした。