放送記念日を前に 式典で北大路欣也さんなど7人に放送文化賞

今月22日の放送記念日を前に19日、記念の式典が開かれ、俳優の北大路欣也さんなど7人に放送文化賞が贈られました。

放送記念日は96年前の大正14年3月22日に国内でラジオ放送が始まったのを記念する日です。

東京 渋谷区のNHK放送センターで行われたことしの式典は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため無観客で行われました。

はじめにNHKの前田会長が「この1年、世界は新型コロナウイルスの拡大で未曽有の事態に見舞われ、NHKも大河ドラマの収録の延期など余儀なくされました。一方で、リモート演出など新しい様式にもチャレンジしています。これからは効率的で持続可能な事業に全力で取り組み、新しいNHKらしさを追求していきます」とあいさつしました。

続いて、来賓として出席した古川総務大臣政務官や衆議院総務委員会の石田委員長、参議院総務委員会の浜田委員長、日本民間放送連盟の大久保会長が祝辞を述べました。

このあと、放送文化の向上や放送事業の発展に功績があった人たち7人に放送文化賞が贈られました。
ことしの受賞者は、
▽脚本家の大石静さん(69)
▽俳優の北大路欣也さん(78)
▽NHK大相撲中継専属解説者の北の富士勝昭さん(78)
▽シンガーソングライターで小説家のさだまさしさん(68)
▽昭和女子大学客員教授の杉田敏さん(77)
▽情報通信研究機構耐災害ICT研究センター センター長の鈴木陽一さん(67)
▽俳人でエッセイストの夏井いつきさん(63)

以上の方々で、それぞれ賞状と記念のブロンズ像が贈られました。

受賞した、さだまさしさんは「紅白をご縁にさまざまな仕事をさせてもらいました。これからもますます精進して本職の歌手も頑張っていきます」と話していました。

また、夏井いつきさんは「これまで日本中に俳句の種をまく仕事をしてきました。この賞は仲間とともに分かち合いたいです」と話していました。

そして、北大路欣也さんは「情熱をもって支えてくれたスタッフの方々が忘れられません。これからも新たな思いをもって前進していきたいです」と話していました。