政府 緊急事態宣言解除後も入国制限措置 当分の間継続

新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、政府は今月21日に緊急事態宣言を解除したあとも、当分の間、外国人の日本への入国を全面的に制限している措置を継続すると発表しました。

政府は、ことし1月、新型コロナウイルスの感染状況が深刻化していることなどを踏まえ、特段の事情がある場合などを除き、外国人の日本への入国を全面的に制限しました。

政府は、全面的な入国制限措置は緊急事態宣言が解除されるまでとしていましたが、今月21日に緊急事態宣言を解除したあとも、当分の間、外国人の日本への入国を全面的に制限している措置を継続すると18日、発表しました。

11の国と地域で実施していたビジネス関係者らの往来の停止措置も当分の間、継続されます。

国内への入国が認められるのは、日本人の帰国や在留資格がある外国人の再入国、親族の葬儀や出産などの「特段の事情」がある外国人の入国に引き続き限られることになります。