兵庫 県内4市の飲食店などへの時短要請 今月31日まで延長へ

兵庫県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、感染の再拡大を抑える必要があるとして、4つの市の飲食店などに出している営業時間の短縮要請を今月31日までそのまま延長することを決めました。

兵庫県内では18日、76人の新型コロナウイルスへの感染が新たに確認され、感染が再び拡大する傾向が続いています。

こうした中、県は対策本部会議を開き、井戸知事は「3日連続で70人台の感染が確認され、今後、『第4次大量発生』にもつながりかねない。異動や入学で会合が多い時期だが、しっかりと警戒感を持った対応が不可欠だ」と述べました。

そして、会議では神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市の4つの市で継続している飲食店などへの営業時間の短縮要請について、期限となる週明け以降も延長することを決めました。

新たな期限は今月31日とし、時間は、これまでどおり午後9時まで、酒類の提供は午後8時半までとします。

協力した事業者には、1店舗当たり1日4万円の協力金が支払われます。

また、県民に対し感染が拡大している地域との不要不急の往来や感染リスクの高い施設の利用、それに大人数や長時間の会食は引き続き自粛するよう呼びかけるとともに、会食後は一定期間、人との接触に注意するなど人にうつさないための行動を取るよう要請するとしています。