バドミントン 全英オープン インドネシア全選手が途中棄権に

バドミントンの全英オープンに出場していたインドネシアの選手団がイギリス入国の際に搭乗した航空機の同乗者に新型コロナウイルスの感染が確認され、インドネシアの全選手が大会2日目から棄権することになりました。

バドミントンの全英オープンは100年以上の歴史があり、世界選手権に次ぐカテゴリーの大会で日本をはじめ多くの強豪国が出場して17日、イギリス南部のバーミンガムで開幕しました。

このうちインドネシアの選手団について世界バドミントン連盟は大会2日目の18日、イギリス入国の際に搭乗した航空機の同乗者に新型コロナウイルスの感染が確認され、イギリス政府の指示に従い全員が10日間の自主隔離のために大会を途中棄権することになったと発表しました。

インドネシアのほとんどの選手が17日の1回戦に出場しており、対戦相手は自主隔離の必要はなく大会への出場を続けられるということですが、大会中に自主隔離に移行するのは異例で、新型コロナの感染拡大が続く中での国際大会の運営の難しさが浮き彫りになりました。