プロ野球 楽天 ホームゲームの観客数 当面1万5600人上限に

プロ野球・楽天は、本拠地である仙台市の楽天生命パーク宮城で開催するホームゲームの観客数の上限を当面、収容人数の半分に当たる1万5600人にすると発表しました。
一方で18日、宮城県が仙台市とともに、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた独自の緊急事態宣言を発出したことを受け、今後、自治体と協議することにしています。

楽天は今月26日、5年ぶりに本拠地・楽天生命パーク宮城で開幕を迎え、日本ハムとの3連戦に臨みます。

これに先立って球団は、新型コロナの感染拡大防止に向けて政府や宮城県が示すイベントの開催制限を踏まえ、本拠地での観客数の上限を、当面、収容人数の半分に当たる1万5600人にすると発表しました。

球団では原則、座席は前後左右とも1席ずつ間隔を空けて販売し、大声での応援を禁止するなどの対策をとることにしています。

今シーズンの楽天は、田中将大投手が大リーグから8年ぶりに復帰したことなどで注目が高まり、開幕3連戦の一般席のチケットは完売しています。

一方で宮城県内では、新型コロナの感染が急速に拡大していて、18日夕方、県は仙台市とともに独自の緊急事態宣言を発出しました。

このため球団は、今後、観客数の上限について自治体と協議するとしています。