変異ウイルス 水際対策対象にポーランドなど7か国を追加へ

変異した新型コロナウイルスの感染が海外で広がる中、厚生労働省は新たにポーランドなど7か国についても、入国する人に宿泊施設での待機などを求めることを決めました。

厚生労働省は、変異した新型コロナウイルスが流行しているヨーロッパやアフリカなどの17か国について、入国する人には検疫所が確保した宿泊施設で待機してもらったうえで3日後に検査し、結果が陰性でも14日間は自宅などで待機することなどを求めています。

さらに厚生労働省は、エストニアとチェコ、パキスタン、ハンガリー、ポーランド、ルクセンブルク、それにレバノンからの入国者も対象に加えることを決めました。

対策が始まるのは今月20日の午前0時からで、入国から14日以内にこれらの国に滞在していた人が対象となります。

厚生労働省はほかの国や地域でも変異ウイルスの流行が確認された場合は、同様に水際対策を強化する方針です。