埼玉 大野知事 花見での飲食自粛など 協力を呼びかけ

本格的な花見シーズンを前に、埼玉県の大野知事は17日、さいたま市の公園で感染対策を視察し、花見での飲食自粛などへの協力を改めて呼びかけました。

これから本格化する花見シーズンの感染対策が課題となる中、17日午後、大野知事は、すでに桜が咲き始めている、さいたま市大宮区の大宮公園を訪れ、園内の感染対策を視察しました。

大宮公園は、およそ1000本の桜が咲く県内でも有数の花見スポットで、15日から当面、園内での宴会の自粛の呼びかけや、幅が狭い通路については、一方通行の規制をするなどの対策がとられています。

大野知事は、担当者から宴会の自粛を呼びかける看板の設置状況や、一方通行の通路の導線などを確認していました。

県内では大宮公園を含む30か所の県営公園すべてで、花見シーズンの園内での飲食を原則、禁止とし、大規模な公園では、一部の通路の通行を規制することにしています。

大野知事は「埼玉県には大宮公園をはじめとする桜の名所がたくさんある。可能なかぎり花をめでてほしいが、長時間で、大声でお酒を飲むとなるとクラスターになる可能性があるので、ことしの花見は、ぜひ歩いて楽しんでほしい」と話していました。