次期主力のH3ロケット 全体の姿を初公開 種子島宇宙センター

新年度の打ち上げを目指して開発が進められている日本の新しい主力ロケット「H3」の、打ち上げまでの手順を確認するリハーサルが鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、ロケット全体の姿が初めて公開されました。

H3ロケットはH2Aの後継機としてJAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が開発している日本の新しい主力ロケットで、新年度に初号機を打ち上げる計画です。

鹿児島県にある種子島宇宙センターでは、ロケットを組み立てた建物の大きな扉が開いて、移動式の発射台に載せられたH3の初号機がゆっくりと発射場に移動し、ロケット全体の姿が初めて公開されました。

H3ロケットは全長およそ63メートル、直径5.2メートルほどと、これまでの日本のロケットでは最大で、2本の補助ロケットが取り付けられています。

リハーサルではロケットに燃料を充てんしてエンジンに点火する直前までカウントダウンを行い、機体の機能や打ち上げ手順の確認を18日まで行うことになっています。

H3ロケットの開発は日本の大型ロケットとしてはおよそ30年ぶりとなる新規開発で、今後、本格化する国際的な月の探査計画に貢献するほか、ロケットの価格をこれまでの半分程度に抑えて、人工衛星の打ち上げビジネスでも顧客の獲得を目指すことになっています。