中国 ファーウェイ 5G対応スマホの特許使用料を公表

中国の通信機器大手ファーウェイは、高速・大容量の通信規格、5Gに対応するスマホについて、自社の特許使用料の上限を、1台当たり日本円で270円余りに設定していることを初めて公表しました。使用料は比較的低く抑えているとしていて、アメリカからの輸出規制を受ける中、自社の技術の普及を図りたいねらいもあるものとみられます。

ファーウェイは高速・大容量の通信規格、5G関連の国際特許出願数が業界トップで、すべての5G対応のスマホにその特許が使われているとしています。

ファーウェイは16日、中国南部、深センの本社で記者会見し、5G対応のスマホ1台当たりの特許の使用料について、2ドル50セント、日本円で270円余りを上限としていることを初めて公表しました。

ほかのメーカーと比べて比較的低く抑えているとしています。

ファーウェイの宋柳平最高法務責任者は「われわれは5Gの特許を多く保有する企業の責任と義務にのっとりアメリカの企業にも公平に特許使用を認めている」と強調しました。

ファーウェイを巡っては、アメリカから半導体調達で輸出規制を受けているほか、イギリスなどでも製品を排除する動きが進んでいます。

こうした中、特許使用料の上限が妥当に設定されているとアピールすることで、自社の技術を普及させたいねらいもあるとみられます。