札幌の食品販売会 新たなクラスター発生 変異ウイルスの疑いも

札幌市は、市内で開かれた食品販売会で、変異した新型コロナウイルスに感染している疑いがある人を含む新たなクラスター=感染者の集団が発生したと発表しました。

札幌市によりますと、市内の食品関連会社が今月3日から6日にかけて開いた食品販売会で、これまでに参加者5人と従業員3人の合わせて8人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

このうち1人は、変異ウイルスに感染している疑いがあることが分かっているということで、市は、ほかの7人についても変異ウイルスかどうかを調べる検査を進めています。

また販売会には、このほか、合わせて17人が参加していたということで、市は検査を進めることにしています。

市によりますと、販売会は、主催した会社側が商品を説明したあと試食や販売が行われ、参加者はマスクを外して食事や会話をしていたということです。

札幌市では先月、別の会社が主催した食品販売会でも変異ウイルスのクラスターが発生していて、市が感染の経路を調べています。