浜松 児童会のクラスター 10人にイギリスの変異ウイルス確認

静岡県浜松市は、市内の放課後児童会で発生した新型コロナウイルスのクラスターで、感染が確認されていた児童や職員合わせて10人にイギリスで広がる変異ウイルスが確認されたと発表しました。

浜松市では小学生が通う市内の放課後児童会で今月上旬に新型コロナウイルスの感染者の集団=クラスターが発生していて、市によりますと、このうち今月9日と10日に感染が確認された児童や職員など合わせて10人にイギリスで広がる変異ウイルスの感染が確認されたということです。

10人はいずれも渡航歴はないということです。

市はクラスターが発生した場合、すべての検体について変異株かどうかを把握するための検査を行っていて、今回の10人は陽性の疑いがあったため、国立感染症研究所にゲノム解析を依頼していました。

市によりますと10人はいずれも軽症か、無症状で、今後も健康観察を続けていく一方、クラスターが確認された小学校を17日と18日臨時休校にすることを決めました。

市はマスクの着用や手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼びかけています。