「変異ウイルスで確定」愛媛県発表 今治市の先月の3事例

変異した新型コロナウイルスの特徴がみられる今治市の3つの事例の6件の検体について、愛媛県は国の検査の結果「変異ウイルスであることが確定した」と発表しました。

愛媛県今治市内で先月発生した3つの感染事例をめぐっては、これまでに国の感染症研究所の検査で変異ウイルスの特徴がみられる4件の検体が確認されていました。

その後、県はこの4件を含む6件の検体を国に送った結果、いずれも「イギリスで広がっている変異ウイルスと確定した」ということです。

県は「確定」の前から国の方針をもとに3つの事例の合わせて26人について、すでに変異ウイルスの陽性者と同じ扱いにして一般より厳しい退院基準を適用しているため、これまでと対応は変わりません。

また県は15日の検査で新たな感染は確認されなかったと発表しました。これまでの県内の感染確認は1074人で、このうち24人が亡くなっています。