アニメーターの大塚康生さん死去 日本アニメに大きな影響

昭和30年代からアニメーションの制作に携わり、「ルパン三世」シリーズや「未来少年コナン」など多くの作品に関わって日本のアニメの表現に大きな影響を与えたアニメーターの大塚康生さんが、15日午前、心筋梗塞のため亡くなりました。89歳でした。

大塚康生さんは島根県出身で、自治体職員などを経てアニメーション制作会社の東映動画に入社し、昭和33年に公開された日本初の長編カラーアニメーション「白蛇伝」の制作に携わりました。

東映動画では、後に入社した宮崎駿さんや高畑勲さんなどとともに作品の制作に当たりました。

その後、別の会社に移り、人気アニメ「ルパン三世」シリーズの原画などを手がけたほか、宮崎さんとともに「未来少年コナン」や「ルパン三世カリオストロの城」の制作も行いました。

大塚さんはダイナミックで動きのあるアニメーション作りを得意とし、日本のアニメの表現や後のアニメーターに大きな影響を与えました。

また、アニメ制作会社でアニメーター育成のための講師として活動するなど、業界の発展に尽力していました。

家族によりますと、大塚さんは15日午前、心筋梗塞のため亡くなったということです。

89歳でした。

長年親交の鈴木敏夫プロデューサー「ぼくの人生を決定づけた人」

大塚康生さんと長年親交があったスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「ぼくを雑誌の世界からアニメーションの現場へ引っ張り込んだのは大塚さんだった。ぼくの人生を決定づけた人でした。合掌」とコメントしています。