欧州特許庁 去年 出願の特許 過去2番目の多さ ワクチン関連増

欧州特許庁は去年、世界各国から出願された特許の状況をまとめ、ワクチン関連の出願が増えたことなどから、出願件数は過去2番目の多さでした。

発表によりますと、去年1年間に欧州特許庁に出された特許の出願件数は18万250件で、過去最多だった前年に比べると0.7%減少しましたが、過去2番目の多さを維持したとしています。

新型コロナウイルスの感染拡大で企業活動は大きな影響を受けましたが、ワクチン関連の特許の出願が増えたということです。

国別に見ると、日本は2万1841件で、アメリカ、ドイツに次いで3位でした。

これらの上位3か国は、いずれも前年に比べて件数が減りましたが、4位の中国は9.9%、6位の韓国は9.2%、それぞれ件数が増えたということです。

分野別で最も多かったのは「医療技術」の1万4295件で、次いで、高速・大容量の通信規格、5G関連を含む「デジタルコミュニケーション」でした。

また、日本からの出願ではクリーンエネルギー関連を含む「電気機械や装置など」が、前年より4.6%増えて最も多かったほか、3番目に多かった「デジタルコミュニケーション」も、10.6%と大幅に伸びました。

欧州特許庁は「厳しい年だったが、日本の企業や発明者からの出願は全体的に好調だった」としています。