海外に逃れた香港民主活動家 自治や自由など求める憲章を発表

香港から海外に逃れた民主活動家たちが会見し、締めつけを強める中国政府に対して、香港の自治や自由などを求める憲章を発表しました。海外を拠点に、今後、香港の民主化の実現に向け、国際社会への働きかけを続ける構えです。

日本時間の14日夜、オンラインで会見したのは、香港から海外に逃れ、香港の民主主義や自由を求めて活動している民主活動家8人です。

香港をめぐっては、反政府的な動きを取り締まる香港国家安全維持法の施行後、民主派の政治家や活動家が相次いで逮捕されているほか、今月、選挙制度の変更が決まり、中国や香港政府に批判的な立候補者の排除が進む見通しです。

会見では、2014年の「雨傘運動」のリーダーの1人で、イギリスに逃れている羅冠聡氏が「私たちは海外で民主主義のための闘いを続けることを決心した。私たちの役目は香港に残る人のために声を上げ、国際的な認知をあげることだ」と述べました。

そして、香港の自治や自由、それに中国共産党による政治的抑圧の停止などを求める「2021香港憲章」を発表しました。

オーストラリアにいる民主派の前議員、許智峯氏は「この憲章は、自分と故郷との約束だ。長い時間がかかるかもしれないが、ともに闘おう」と述べ、憲章のもとでの団結を呼びかけました。

香港国家安全維持法は、海外での行為や外国人も取締りの対象になるとしていますが、活動家たちは香港の民主化の実現に向け、国際社会への働きかけを続ける構えです。