日本やパラグアイなどが共同開発 人工衛星が宇宙空間に

日本や南米のパラグアイそれに、フィリピンの学生らが共同で開発した人工衛星が14日夜、国際宇宙ステーションから宇宙空間に放出されました。パラグアイにとっては初めての衛星となり、今後、中南米で病気を媒介する虫の生息データの収集などへの活用が期待されます。

この衛星は、北九州市の九州工業大学で学ぶ日本やパラグアイ、それにフィリピンの学生らが自国の政府などの支援を受けて2年かけて開発した3機の衛星です。

先月、国際宇宙ステーションに運ばれ、日本時間の14日午後8時すぎに日本の実験棟「きぼう」から宇宙空間に放出され、地球を回る軌道に入りました。

この衛星は立方体の1辺がおよそ10センチ、重さが1キロ余りの超小型で、パラグアイにとって初めての人工衛星だということで、搭載した機器を使って、中南米で病気を媒介する虫の生息データの収集などへの活用が期待されます。

九州工業大学では、宇宙工学のすそ野を広げるため、ネパールやスリランカなどの途上国から人材を受け入れ、これまでに18機の衛星を宇宙に送り出していて、今後も、こうした支援を続けるということです。