パラスノーボード全国大会 小栗大地が3年ぶり優勝

パラスノーボードで唯一の全国大会が長野県で開かれ、先月のワールドカップで連勝した小栗大地選手が3年ぶりに優勝しましたが、課題が残る結果となりました。

大会は長野県小谷村で開かれ、全国から集まった足や腕に障害がある選手19人がカーブやこぶが設置されたコースを滑るスノーボードクロスで速さを競いました。

ことしは各選手が同じコースを2回滑って、よいタイムで順位を決める方式で行われ、ピョンチャンパラリンピック代表で40歳の小栗選手は、足に重い障害があるクラスに出場しました。

晴れて気温が上がり、コースの雪がシャーベット状となる中、小栗選手は1回目、序盤のカーブを曲がりきれずに転倒し、その後は慎重に最後まで滑りました。

2回目は中盤のこぶで転倒してコースを外れてしまい失格となりましたが、1回目のタイムが採用されてこの大会で3年ぶりに優勝しました。

小栗選手はもともとスノーボード選手でしたが、8年前、仕事中の事故で右足の太ももから下を切断し、その後、義足でスノーボードを再開し、先月にはフィンランドで行われたワールドカップで2連勝して現在世界ランキング1位となっています。

小栗選手は「きょうは雪がザクザクで耐えきれなかった。攻めすぎた部分もあったが、こういう雪が苦手なのでもっと練習しないといけない」と振り返りました。

そのうえで北京パラリンピックに向けて「目標は金メダルを取ること。そのためにももっと練習して、これからの国際大会で全勝したい」と意気込みを示しました。